2016年04月07日

     ~「小1の壁」を克服する「銀の弾丸」はない~

    前回の復習と今回の方向性

     まず、前回、前々回の復習です。
     ”お父さんのための「小1の壁」講座 その①問題認識編”では、「子どもの安全面」にフォーカスし、「小1の壁」という問題の存在を認識しました。保育園の時代とは異なり、大人の管理下にいない時間帯、状態が発生する、ということでした。

     ”お父さんのための「小1の壁」講座 その②詳細問題編”では、「安全対策」に加え、「小学校のこと」「子どもに向かい合うこと」「長期休みの対応」など小学校に入ったら親のやることが爆発的に増えるんでした。だけど、時短が取れなくなり、父親も協力的でなくなってまったら、母親1人ではそれをやる時間が圧倒的に足りなくなる、まさしく大きな壁が立ちはだかるのでした。

     やることが爆発的に増える。でも、リソースが圧倒的に足りなくなる。

     やることがふえるけれど、リソースがたりない。ビジネスでもよく発生する問題ですが、基本的な解決策は「やることを減らす」「リソースを増やす」「やることを減らしつつ、リソースも増やす」となります。

     ビジネスであれば「やることを絞って」、いわゆる「選択と集中」という策も考えられます。でも、「小1の壁」の場合は、「安全小対策」「小学校のこと」「子どもに向かい合うこと」「長期休みの対応」のいずれもやらねばならない、やることは減らせないのです。
     だったら、リソースを増やす手段を考えるということになります。人的資源というリソースを増やすか、時間というリソースを増やすことになります。それでは、リソースに着目して今回は解決のための方向性を探ることにしましょう。

    まず、 「小1の壁」を解決する「銀の弾丸」は存在しません。

     今回の副題は、有名な本のタイトルを拝借して”「小1の壁」を解決する「銀の弾丸」は無い”としました。
     銀の弾丸(Silver Bullet)とは、狼男を倒すことのできる武器を指します。槍や弓矢、普通の鉄砲では倒せない狼男や悪魔などを倒すことができる武器です。ここから、銀の弾丸(Silver Bullet)という言葉は「(狼男の様に)困難な問題を解決することのできる特効薬」という意味で使われます。

     様々な問題に対して「銀の弾丸はない」と言われますが、私は「小1の壁」という問題も、それを解決する魔法の様な「銀の弾丸」は存在しないと思うのです。

     「銀の弾丸」を探していた方はごめんなさい。

     でも、一見「銀の弾丸」に見える様な供給サイドからの都合のよい意見をよく目にするのです。
     私たちは、私たち自身が「小1の壁」にぶつかっている当事者です。ただでさえ問題に対峙するのは大変なのに、同じ様にこれから壁にぶつかりそうな方に夢や幻を見せ、小1となった時に絶望的な状況に追い込みたくはないのです。ですので、これから小1の壁 解決のための方向性を考える方は「小1の壁」には「銀の弾丸」はないことを知ることからスタートすることをお勧めします。

     「小1の4月」はお子さまにとってとても大切な時期だと私は思います。入学はとてもうれしいですし、希望に満ちていますが、やはりそれだけではないのです。お友達ができるかな、学校に慣れるかな、いい先生かな、勉強についていけるかな。まだやったことがないわけですから不安もあると思います。
     同時に、親にとってももっとも大変な時期であるかもしれません。大切な時期、大変な時期を親子でしっかりと乗り越えていくために、ぜひしっかりと情報を集めてご判断いただくことをお勧めいたします。小1の壁には情報収集が大切で、情報が自分の武器になり得るのです。

    小1の壁 解決のための方向性 その1
     小1の壁には「銀の弾丸」はないことを知ることから対策スタート。

    小1の壁 解決のための方向性 その2
     小1の壁には「情報収集」が大切。
     

    特効薬がなくても...


     たとえ特効薬がなくても、私たちは「小1の壁」と対峙しなければなりません。特効薬はないので、完全に問題を解消する、問題をなくすことはできないかしれません。
     ですが、何か手を打てば、問題が発生する確率や頻度を下げたり、問題が発生した時の影響度や大きさを小さくすることができるのです。

    たとえば...
     何も手を打たなければ毎日発生する問題が、何か手を打つことによって2日に1度になったり、1週間に1回になったりします。毎日だと無理でも1日ならなんとかなるということがありえます。
     何も手を打たなければ午後3時の下校から午後8時までの5時間子どもは1人になるかもしれませんが、何か手を打つことによって午後7時から8時までをどうにかすればよくなったりします。

     どのような手が打てるのかはご家庭によって違います。さらには同じご家庭であっても変化します。
     自分達自身の環境や境遇をしっかりと見極めながら、自分自身の考えや大切にすることを整理しながら、その時点その時点で適切な手を打つ必要があるのです。

    小1の壁 解決のための方向性 その3
     小1の壁は、手を打つことによって問題の発生頻度を下げたり、問題の大きさを小さくすることができる。

    小1の壁 解決のための方向性 その4
     小1の壁に対する有効な手は、家庭により違う。そして同じ家庭であっても変化する。
     

    どのようなことを見極めるのか

     小学生に入ったら「やることが増える」。それは減らせない。であれば、リソースを増やすことが、解決の方向性につながります。リソースはどのような点で増やすことができるのか、について見極めてまいりましょう。

    ■見極めのポイント1:上の子(兄・姉)がいる/いない

     上の子というリソースの活用です。上の子がいれば、朝は一緒に小学校に行ってくれるので心配は減ります。上の子という「手」があれば、問題が発生するのは「帰りの時間帯」だけに減らすことができます。
     でも、夕方はどうしましょう?低学年の帰りの時間は早いので、お兄ちゃん、お姉ちゃんが帰ってくるまでに空白の時間が生まれます。年子(としご)であればまだしも、高学年の兄姉に対して、毎日、下の子のために早く帰ってきてというのもなかなかつらい頼みになります。やはり銀の弾丸ではありませんが、問題の大きさを小さく(朝と夕方から、朝だけ)することはできます。

    ■見極めのポイント2:下の子がいる/いない

     下の子がいれば、時短勤務を続けられるということもあるでしょう。下の子というリソース(人的資源)を使うのではなく、下の子がいると「時間」というリソースを増やすことができる可能性が出てきます。
     下の子が小学校に入学するまでは、問題の先送りができるかもしれません。ただし、まだ体も強くなく、休みがちな下の子がいる場合、体調を崩して休暇を取るのと小学校対応で休暇を取るので、年次休暇はきわめて厳しいことになるかも。家庭により、プラスとなる場合とマイナスとなる場合がありますね。
     こんな感じで、自分の身の回りをどんどん見極めて行きましょう。

    ■見極めのポイント3:世話してくれるジジババが近くにいる/いない

     元気で世話をしてくれうジジババがいれば頼りたいところ。身内、それも親というリソースの活用です。
     でも、たまに遊ぶのはいいけれど、世話をするのは大変です。元気なうちに自分たちのやりたいことをやりたいという親も多いです。任せたら任せたで、こちらの育児を非難することもあるでしょうし、甘やかすこともあるでしょう。たまにならいいのでしょうが、ジジババに育児を任せることはなかなか難しいと思います。協力を要請できるとしたら、間違いなく検討したいリソースです。

    ■見極めのポイント4:世話をしなければならない親がいる/いない

     我々の親も年をとっていきますので、逆に世話をしなければならなくなる家庭も増えてきます。
     高齢化に関する問題、介護問題はそれだけでたいへんな問題です。逆に、「時間」というリソースが減ることになりますので、このケースの場合には他でリソースを確保することが必要です。こちらの問題に「ヘルパーさん」などを活用して、自分のリソース減少を食い止める手が考えられます。(もちろん、精神的な負担は大きいと思いますが、問題が複雑になりすぎて解決の方向性が鈍りますので、この問題にかぎらず精神的な面については触れないことにします。)

     ここまでで4つあげました。保育園に通っている時となんだか似ていませんか?保育園の送り迎えや病気になった時、この時も「銀の弾丸」はなかった。でも、皆様はなんとかやりくりをした。様々な情報を集め、色々なものに頼りながら。これからはそのステージが変わるのです。以前と同じ手は通用しないかもしれませんが、それを見つけるのです。さらに続けましょう。

    ■見極めのポイント5:配偶者は協力的か/否か
    ■見極めのポイント6:小学校までは近いか/遠いか
    ■見極めのポイント7:交通至便か/否か
    ■見極めのポイント8:子どもは病気知らずか/病院のお世話になることが多いか
    ■見極めのポイント9:自分の体調は良いか/否か
    ■見極めのポイント10:時短勤務を延長できるか/否か
    ■見極めのポイント11:定時上がりできそうな会社か/否か
    ■見極めのポイント12:在宅勤務制度があるか/否か
    ■見極めのポイント13:がんがん働きたいor働かざるを得ないか/WLB重視か
    ■見極めのポイント14:会社のノルマは厳しいか/否か
    ■見極めのポイント15:会社まで近いか/遠いか

     ここまでは保育園時代とまったく一緒かもしれません。保育園に入園した時から時間が経過して、自分自身も周囲の環境も変わっているはずです。自分達自身の環境や境遇をしっかり見極めましょう。次からは小学生でこその見極めポイントです。

    ■見極めのポイント16:子どもだけで遊べる安全な街か/少し危険な場所があるか

     放課後、明るい時間帯に安全に遊べる公園でもあれば、少し帰宅を遅らせることができます。冬になれば考えなければなりませんが、こういうわずかなことも見逃したくありません。

    ■見極めのポイント17:習い事が充実しているか/否か

     「住宅街ではないから、安全な遊び場がないんだよね」という方は、逆に習い事などの商業施設が充実していないでしょうか?お金はかかりますが、そろばんや学習塾、水泳やサッカー教室などがあれば、それも利用できます。週1日でも週2でも通えれば、それだけ問題は小さくなります。1年生になったばかりの頃はきびしいでしょうが、夏ぐらいからであれば十分、手として考えることができると思います。
     中野島学童ホールの子どもたちの中にも、ハグミー保育園出身の子は体操教室に通い続けたり、送迎バスが充実しているイトマン・スイミングスクールに通ったりする子もいます。

    1つの重要な手としての「学童(保育)」

     「学童」と略されることもありますが、小1の壁と対峙する際の1つの重要な手である「学童保育」について情報を整理します。
     「保育園」にも通う前は知らなかった情報があったと思います。まず、身の回りを見渡し、自分のおかれた環境をじっくりとみて、以下の見極めを行ってください。

    ■学童見極めのポイント1:公的サービスが充実しているか/否か
    ■学童見極めのポイント2:安心して任せられる学童保育があるか/否か
    ■学童見極めのポイント3:民間企業によるサービスが充実しているか/否か
    ■学童見極めのポイント4:金銭的な余裕はあるか/否か

    ひとくちに「学童保育」(以下「学童」)といっても、さまざまな種類のものがあります。

    1.学童保育:共働き世帯のために子どもを預かってくれるところ。 

     保育園卒園後の子どもが通う場所として、全国的には最も一般的なところです。保護者が設立し、運営もする自主運営、共同運営の形態をとるところもあれば、保育園や幼稚園が運営を行うところもあります。
     保護者が運営の場合は、質的な面で保護者の望む様な保育を実施できます。中野島学童ホールの取り組み、素晴らしさをこれまでも紹介しましたが、まさしく保護者が望む様な保育がメリットです。保育園、幼稚園が経営している場合であれば安心ですよね。サービスのレベルが容易に想像できるでしょう。一般的に学童保育は、保育園時代よりは費用は掛かりませんが、次にあげる「2.公的サービスによる学校の施設での児童預かり」は基本料金が無料ですので、それに比べると費用的な負担がかかります。 

      2.公的サービスによる学校の施設での児童預かり: 

     親の就業状況にかかわらず、すべての児童が参加でき、基本料金は無料。おやつ代などはかかります。公設公営、公設だが民間に委託している自治体もあります。
     人によっては、質的な面に不安や不満を持ち、これらの分類を「学童」とは呼ばない人も多い様です。「学童」で探すよりも、「全児童対策事業」として情報を調べたほうがよいと思います。評判はまちまちです。全児童対策事業には通わせていない私どもの意見を聞いていただいてもよいのですが、公正を期すためにご自身で調べたほうがよいと思います。
     地域によって呼び方が異なります。例えば横浜市の場合は放課後キッズクラブ(通称、キッズ)、またははまっこふれあいスクール(通称、はまっこ)、川崎市ではわくわくプラザ(通称、わくわく)など。全国で似たような取り組みが増えていますが...

    3.民間企業による学童預かりサービス: 

     預かり時間の長さや送迎サービスの充実、食事の提供などがあり高額だが安心して預けられるところです。
     東急グループのキッズベースキャンプや、最近では伸芽会などの学習塾も参入しています。
     サービスがあるのは子供が多い地域(収益性が期待できる地域)となり、施設そのものがなかったり、数が少ないため利用できないケースのほうが多く、あったとしても人気が高く、「学童保育における待機児童問題」というのもあります。

     この様な基本情報を知ったうえで、「学童見極めのポイント1~4」までの情報収集に努められるとよいと思います。

    小1の壁 解決のための方向性 その5
     さまざまな学童があることを知り、身の回りにはどのようなものがあるか4つのポイントでしっかりと情報収集を行い、見極める。


    これから「小1の壁」に挑むにあたり、「学童」について絶対に知っておいてほしい事。

     上にも書きましたが、「学童保育」という言葉は、人によってものすごく広い意味を持ちます。人によっては、放課後に小学生を預けられるサービスすべてを「学童保育」、あるいは「学童」と呼びます。別の人は狭い意味で使います。大切な自分の子どもを預ける相手ですので、親の望む様な質でないものは「学童」と呼べないと考える方もいます。
     世の中に「学童」関連の情報はたくさんありますが、様々なものが含まれていることを知ってください。その上で、ご自身でよく判断をしてください。

     そして、絶対に知っておいて欲しいことは、特に費用面で魅力的に見える公的サービスは、地方自治体毎に全く異なるということです。
     会社で学童保育に通わせている「小1の壁」に苦労している同僚の女性と話していても(お父さんとはなかなか話がかみ合いません)、川崎市と横浜市では学童事情が全く違います。話が通じている様で、まったく別の視点だったということも少なくありません。東京も大阪も名古屋もそれぞれ違います。制度が異なりますので、問題点が少しずつずれているのです。

     厄介なのは、学童保育に情報をお持ちの方であっても、自治体間の違いを知らないで情報発信をしている方がいらっしゃるということです。多くの方は、「小1の壁」を乗り越えてほしいと親切心で情報を発信しています。でも、複数の学童保育の事情に詳しい方は本当に稀です。情報を集める際に、このことは絶対に知っておいてください。自分たちの住んでいる地域にはどのような仕組みや施設があるのか、それこそが知らなければならない情報です。

     「銀の弾丸」という言葉が使われる本の中に、バベルの塔の話が引用されています。もともと全世界の人々は同じ言葉を話し、バベルの塔の建築は順調だったそうです。ところが、神様が人々に違う言葉を話させる様にしたところ、建築は不調に終わりました。先人のお話を聞くと、昔、学童という言葉は同じ様な概念や理想があった様に思います。それが、今は違う様な気がします。学童といってもみな少しずつ違う学童を頭に描きながら話をしている様な印象です。

     違いがあることを知ったうえで、以下の様な情報収集を行い、見極めていただけるとよいと思います。

     たとえば、川崎市であればあなたのお子様が通うわくわくは、どのくらいの家庭が申込みを行い、実際にどのくらいの子ども達が通っていますでしょうか。登録数は多いけれど、利用者数が少なかったり。それはなぜでしょうか?逆に利用者数が多すぎると、目がとどきにくいという問題も起こりえます。
     1年生の春はどうか、夏休みはどうか、夏休み以降はどうか。通わなくなってしまい、結局はやむを得ず家にいさせている家庭も少なくないと聞きます。小さな子どもたちは、上の学年の子どもたちとうまくやれているのか。情報収集を心がけ、ぜひ悔いのない判断を行って戴ければと思います。わくわくで心が傷ついたら、通学への影響も出かねません。皆様が考えている学童には小さな子ども達の心をケアしてくれる指導員がいますか?

    小1の壁 解決のための方向性 その6
     学童に関する公的サービスは地方自治体によって全く事情が異なることを知り、正しい情報収集を心がけ、悔いのない判断を行う。


     学童保育も千差万別です。人数の関係で1年生しか預かってもらえないところ、4年生までのところ、6年生までのところ。父母の負担が大変なところ、負担が少ないところ。素晴らしい指導員のいるところ、そうではないところ。親である皆様が望む様な保育が提供されるのか否かです。
     「学童って○○なんだよねぇ」と一言で片づけてしまう方がいます。それは本当に正しい情報でしょうか?
     1つの側面ではあると思いますが、それがすべてではない様に思います。情報は収集する、だけれど見極めは自分で行ってください。あなたの利用できる環境に学童があれば、それがどのような学童なのか知って下さい。他の方にとってではなく、あなたのご家庭にとって価値がある学童かを見極めていただくことが大切だと思います。

     民間企業による学童はどうでしょうか?近くにありますか?入所できそうですか?金額はいくらですか?みなさんの期待するサービスがありますか?どのような母体組織が経営しているのかも知りたいところですね。申込みは先着順かも、抽選かもしれません。収益性が見込めなくなったら、サービス停止も可能性として考えられることでしょう。


     我が家は、2011年の4月1日、長男が小学校へ入学する時に引越しをしました。
     中野島に引越してきた大きな理由の1つが、中野島には安心して大切な息子を預けることのできる中野島学童ホールがあったからです。(と、妻が言っていました。私は入学後に「小1の壁」に気付いたダメ父ですから)

     世の中には、「小1の壁」に苦しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。少しでもお役に立つ様な情報が皆様に伝わり、少しでも問題が軽くなればと心から思います。ここに載せたもの以外にも「小1の壁」を乗り越えるための手には様々なものがあります。これからも引き続き情報発信をしていこうと思います。

    小1の壁 解決のための方向性<まとめ>

    その1
     小1の壁には「銀の弾丸」はないことを知ることから小1の壁 解決のための方向性スタート。

    その2
     小1の壁には「情報収集」が大切。

    その3
     小1の壁は、手を打つことによって問題の発生頻度を下げたり、問題の大きさを小さくすることができる。

    その4
     小1の壁に対する有効な手は、家庭により違う。そして同じ家庭であっても変化する。

    その5
     さまざまな学童があることを知り、身の回りにはどのようなものがあるか4つのポイントでしっかりと情報収集を行い、見極める。

    その6
     学童に関する公的サービスは地方自治体によって全く事情が異なることを知り、正しい情報収集を心がけ、悔いのない判断を行う。


     来年の小学校入学おめでとうございます。うちの下の子も来年、小学校入学です。これで保育園生活とはさようならです。
     ここまで大切なお子様をお育てになるのは大変だったことと思います。雨の日の送り迎え、体調を崩して呼び出しがかかったり、仕事の調整が大変だったり。思う様に育たずに、いろいろ心配もしました。
     でも、楽しいこと、うれしいこともたくさんありましたよね。
     これから、もっとたくさん楽しいこと、うれしいことがあると思います。こどもといっしょに楽しさやうれしさを感じることのできる様、「小1の壁」をできるだけ軽くしていきたいですね。忙しすぎて、ストレスばかりの生活では、楽しいこともうれしいことも見逃してしまいますから。
     小1の壁に対して、お父さんは戦力になるはずです。人的リソース、時間というリソースだけでなく、知的なリソースとして戦力になるはずです。お母さん一人で壁に対峙するのではなく、社会で様々な問題に対峙し、解決を行ってきたお父さんが、お子様のためにも力を発揮いただければと思います。
     みなさまのお子様とみなさまがこれから楽しい生活を送ることができます様に。

    [注:本記事本文は、2012.9.30に掲載されたものです]